松戸 水戸街道

  旧・水戸街道が松戸駅から少し行ったところにあります。
 その沿いには、由緒がありそうなお寺や神社があり、また、
 建物も趣のある建物が多く、もっと有名な観光地になっても
 いいように思います。

  宝光院            善照寺             西蓮寺
   

  
  松戸神社  あの黄門様・水戸光圀公がこの神社の白鳥
          をとらえようとすると、次々と不思議なことが
          起り、光圀公も驚き尊崇するようになったと
          いう話があるそうです。
    
   
  春雨橋    水戸街道は坂川を橋でわたりますが、
          趣のある名前の橋がかかっています。
    

  水戸街道沿いにある家屋  歴史を感じる
    


   千野原靖方 『江戸川ライン歴史散歩』
   
    浦安、市川、国府台、矢切、松戸、馬橋、流山
   と、江戸川沿いを北上しながら、様々な話を収録
   しています。

    松戸に北辰一刀流の千葉周作の父親が獣医師
   として住んでいたことから、周作も松戸に住んでい
   たという説もあるそうです。ちなみに、上の写真の
   宝光院には千葉周作のお父さんもお墓があるそ
   うです。

    東葛飾地域の歴史を知るのには、非常に読み易
   くて、興味深い本です。

   →お求めは  発行所   (ろん)書房出版

    柏や流山の本屋さんでも、崙(ろん)書房さんの
    本がよく売られています。地元密着の素晴らしい
    本がたくさんあります。ちなみに、新川耕地で紹
    介しているオオタカやサシバの本も崙(ろん)書房
    さんから出されている本です。

   
   司馬遼太郎  『北斗の人』

     北辰一刀流を開いた千葉周作を描いた作品です。
    周作の父・幸右衛門は、息子・周作の剣の修行を
    させるために東北から松戸に出てきます。そこで、
    馬医者をしながら、周作を松戸の浅利又七郎の道
    場に通わせるのです。

    「 下総松戸の夜天にも、北斗七星はうかぶ。
      周作は、道場の帰りなど、まがりくねった松戸の
     裏路地をつたいながら、天を見あげ、その星をさ
     がし、祈りをこめた。籠めるたびに甘い感傷が胸に
     満ちた。  」